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オモロポリス物語

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20170121 Sat
恋愛小説!?「臣女(おみおんな)」 

恋愛小説!?「臣女(おみおんな)」 

ものすごい物を見た。


と言う印象。


吉村萬壱の小説「臣女」の数ページで引き込まれました。


ある夫婦の夫が浮気をしました。
いわゆる不倫。
その事実を知った妻が



巨大化していくんです。


なんじゃこりゃ!?

ホラーなのか、一週してコメディなのか!


もう衝撃でした。


作品が進むにつれてドンドン巨大に、醜くなっていく妻。

最初夫は浮気をしたことへの罪滅ぼしから大量の食事の世話から下の処理まで献身的に尽くします。

しかし、その二人のやり取りの中に愛情が浮かび上がってくる、、、


なんで僕にこの本を薦めてくれたんスか!

○屋書店のOさん!(笑)


もうね、巨大化していくっていってもヒーロー物の怪人がでかくなるみたいにいきなりドン!じゃないんですよ。

体の一部がバキバキ音を立てながら変形していく感じ。

その描写のエグいこと、、、


でも、読んじゃう。

何かこの二人の出会った理由が、巨大化した理由があるんじゃないのかと、読んじゃう。


2017年読了した第1号が「臣女」。

波乱の予感(笑)

ちなみにこの作品は第22回島清(しませ)恋愛文学賞受賞してます。

そう。

恋愛小説なんです。


恋愛って、なんだろう?(笑)




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20120509 Wed
「ガリレオの苦悩」東野圭吾、完読。 

「ガリレオの苦悩」東野圭吾、完読。 

福山雅治主演でドラマ化されたガリレオ探偵シリーズ。

短編で読みやすいけど、自分はやっぱり「加賀恭一郎シリーズ」みたいな人間ドラマ系が好きかなー。
と、思った。

20120502 Wed
「ダイイング・アイ」東野圭吾、完読。 

「ダイイング・アイ」東野圭吾、完読。 

「ダイイング・アイ」東野圭吾、完読。





最近色々読み漁ってるんですが、自分の好みに気づきました。

結末がどうあれ、ワクワクしながら先が読みたくなるような展開があるのが好き。

読後感よりも読んでる最中のスピード感が感じられるものが好きであるということに。

そしてこの作品はまさにそれ!!



マネキンを意識しちゃいそうです(笑)

20070708 Sun
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」を読んだ。 

村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」を読んだ。 

「阪神・淡路大震災」をモチーフに99年に書かれた短編集。

収録内容は

「UFOが釧路に降りる」
「アイロンのある風景」
「神の子どもたちはみな踊る」
「タイランド」
「かえるくん、東京を救う」
「蜂蜜パイ」(書き下ろし)



僕は村上春樹作品を読んだ事がなかったので
友人に「村上春樹らしい本を教えてくれ」
と言ったらこの本を貸してくれた。

感想としては読みやすい。
まぁ短編だからかも知れないけど。

結末がだいたいフワっとした感じで
この先はおまかせ・・・的なものが多かったです。

んで、それが【村上流】だそうで。
友人にはそれがたまらんとのこと。

最後の「蜂蜜パイ」だけが少し違った終わり方で
希望が残る感じでした。

この作品だけが書き下ろしって事を考えると
時間が経った事で何か感情的なところで変化があったのかな?

個人的には「かえるくん、東京を救う」が好きでした。

夏休み前に苦手な読書感想文でした~。

20060207 Tue
小説:博士の愛した数式 

小説:博士の愛した数式 

映画がヒットしている中、本を読みました。

良い本。
映画化されるのも納得。

登場人物も少なくて読みやすい。

脳に障害があり記憶が80分しか持たない博士
その家に派遣された家政婦
家政婦の息子
博士の義姉


口下手な博士が、周りの人々に自分の考えを伝えるために
話す様々な「数字にまつわる話」を聞くうちに
この本を高校時代に読んでいたら
もう少し数学を好きになっていたかも。

と思った人は多いのでは。

僕は理系学生だったけど数学が好きという訳ではなかったです。

与えられた数字をいくつかの公式に当てはめて答えを出す
数学はパズルの要素が強いと思っていました。

でも博士によれば「数字」そのものに意味があって
しかも新しい公式が発表されたとしても
それは「世界が出来た瞬間にすでに存在していて
じっと発見されるのを待っている」
そうだ。


映画も行こ。

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