メガネ・フレームの国内生産シェア90%を誇る産地【鯖江市】。
メガネ好きの僕としては一度は訪れてみたかった土地。
福井県鯖江市に到着して真っ先に駅前の「観光案内所」へ行き
「めがねに関する面白い施設はないですか?」
メガネのおばちゃんは不適に笑い
【それなら「めがね会館がありますよ・・・」】
車で5分で到着。
これがめがね会館だ!
近づき過ぎて見えないけど、最上部にはデッカくて赤いメガネが看板代わりに設置されている。
一歩ずつ進む・・・
これがめがね会館・・・
ビルの中には
ドッキーン!メガネミュージアム(3F)
エントランスの天井からなにやら直径1.5メートルほどの球体のオブジェがつるされている。
よぉく見ると・・・
メガネや!!
恐るべし。
しかし
3階に上がろうとすると、エレベーターが動かない。
むむ・・・。
と、うろうろしていると職員らしき女性が。
「上がられますか?」
『イエス!』
するとおもむろにカギを取り出し、一緒に3Fへ。
そうなのだ。
なんと、あまりにも利用者が少ないので普段はエレベーターは停止しているのだ!
逆に言えばこの関門を突破すればメガネミュージアムは独占したも同然。
扉が開く。
キタ。
メガネミュージアム!!!
中に入ると昭和初期、手作りでめがねのフレームを作っていた頃の作業場が再現されていました。
<手作りメガネCOOKING!>
まずはココで金属を溶かす。
続いて、金属を細長く針金状に伸ばす。
コレはツルの部分などになる。
ネジも手作り。
各パートを組み立てていく。
ジックリ見学しました。
今はこんな手作りで作っているところはないそうです。
昔のメガネも多数展示されていたんですが、ある変化に気付きました。
古いめがねには「鼻パット」がない。
実は昭和20年以前のめがねには鼻パットがないんです。
海外から入ってきためがねには元々なかったんですが
鼻の低い日本人にあうように開発されたものだそうです!
凄いけど、なんか悲しい事実!
見学終わりに係りの方とお話ししていたんですが
「メガネの聖地です!感動です!」と鯖江にこられる方はいても
なかなか、記念になるようなイベントや施設がない。
【うちでやってるのと言えば
メガネマラソンとメガネっ子/メガネ男子コンテストくらいですかねぇ・・・】
魅力的!!