80年代のメタル・ブームの中スマッシュヒットを放ったカナダのメタルバンド「ANVIL」の今を追ったドキュメンタリー映画。
元ガンズのスラッシュやモーターヘッドのレミーもリスペクトするバンドだけど「売れないバンド」ANVIL。
主人公でオリジナルメンバーはギター&ボーカル:リップスとドラム:ロブの二人。
50歳を超えている彼らのステージ外の姿は一般人と同じ。
リップスは食事の宅配センターの運転手をやって生計を立てている。
そんな彼らのもとにヨーロッパツアーのオファーが舞い込む。
喜ぶリップス!
しかし、そのツアーはロックスターとはほど遠いものだった・・・
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なんかすごく切ない気持ちになってしまう映画でした。
オヤジバンド・ブームだのなんだのと言われている中、
これだけ本気で自分たちの音楽を追求し続けても認められないプロバンドは実在するんです。
しかも日本のラウドパークにも2年連続で来てるようなバンドで!
この映画見た後で、映画館の出口に「ANVIL募金箱」があったら間違いなく入れてしまうわー
音楽は麻薬やで。ホンマに。
でもこの映画はメタルを聴かない人にも、音楽今日いない人にも是非見てほしい。
夢を追いかけるってことはこういう覚悟もいるってことを教えてくれるから。
公式HP
http://www.uplink.co.jp/anvil/
こんなんもあります!
映画「ANVIL」を応援する会
http://anvilmovie.web.fc2.com/
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僕も音楽の魅力にとりつかれた一人です。
ある種、アホです。
でもそんなアホに、あるプロモーターさんからメッセージが届きました。
「タケモト君、音楽に熱い君みたいなDJがラジオには必要だと思います。
今は勉強の時間やと思って頑張ってください。活躍期待してます!」
アホやなぁ。
こんなん言われたら頑張ってまうやんけ。