グミ・チョコレート・パイン
新年1つ目のネタは映画「グミ・チョコレート・パイン」です。
原作:大槻ケンヂ
脚本監督:ケラリーノ・サンドロビッチ
主題歌:電気グルーヴ「少年ヤング」
出演:石田卓也、黒田芽以、大森南朋 ほか
この並びだけで観に行く人も多いんではないでしょうか?
青春小説決定版(特に男子)とも言うべき小説がついに映画に!
<ストーリー(映画版)>
2007年東京。
主人公の賢三(37歳)は会社をクビになり実家に帰ってきた。
そこで高校時代の憧れの存在だった「美甘子」からの手紙を発見する。
そこにはただ一行書かれていた。
「あなたのせいなのだから」
何の事だか分からない賢三。
そして、当時の知人から意外な事実を聴かされた。
美甘子は1年前に自殺を図ってこの世を去っていたのだ・・・。
賢三は美甘子と出会った高校時代のことを思い出す。
賢三は平凡な高校の同級生達に対して「自分はコイツらとは違う」
と、B級映画やアンダーグラウンドなロックにのめり込んでいる高校生。
親友のタクオ・カワボンらともんもんとした学校生活を送っていた。
ある日賢三はいつもの映画館でクラスのアイドル美甘子に遭遇した。
実は美甘子も大の映画ファン、いやマニアだったのだ。
一方、ノイズ・バンド「自分BOX」の影響でタクオ・カワボンらともバンドを組む事に。
まさに賢三の青春は大きな音を立てて動き出したのだ。
果たして美甘子の手紙の意味は?
賢三の青春は?
いやーコレは彼女とか女性と一緒には観に行きにくいかな(笑)
まだ付き合って浅いくらいだと気まずくなる事請け合いです!
ケラさんの小ネタの少々、キャストの遊びを少々の娯楽作。
甘酸っぱい恋の思い出と青臭い青春が描かれています。
映画を見た後、小説も読みました。
「グミ編」「チョコ編」「パイン編」の3部作。
基本的な人物設定は同じながらもまた別のものとして楽しめました。
小説では美甘子は死なないし、37歳の賢三も出てきません。
17歳の頃のエピソードのみが描かれています。
そして原作大槻ケンヂさんのキャラクターに対する愛情が溢れています!
(「チョコ編」のあとがきを読んで下さい!)
コチラもオススメします。(特に男子)
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