ものすごい物を見た。
と言う印象。
吉村萬壱の小説「臣女」の数ページで引き込まれました。
ある夫婦の夫が浮気をしました。
いわゆる不倫。
その事実を知った妻が
巨大化していくんです。
なんじゃこりゃ!?
ホラーなのか、一週してコメディなのか!
もう衝撃でした。
作品が進むにつれてドンドン巨大に、醜くなっていく妻。
最初夫は浮気をしたことへの罪滅ぼしから大量の食事の世話から下の処理まで献身的に尽くします。
しかし、その二人のやり取りの中に愛情が浮かび上がってくる、、、
なんで僕にこの本を薦めてくれたんスか!
○屋書店のOさん!(笑)
もうね、巨大化していくっていってもヒーロー物の怪人がでかくなるみたいにいきなりドン!じゃないんですよ。
体の一部がバキバキ音を立てながら変形していく感じ。
その描写のエグいこと、、、
でも、読んじゃう。
何かこの二人の出会った理由が、巨大化した理由があるんじゃないのかと、読んじゃう。
2017年読了した第1号が「臣女」。
波乱の予感(笑)
ちなみにこの作品は第22回島清(しませ)恋愛文学賞受賞してます。
そう。
恋愛小説なんです。
恋愛って、なんだろう?(笑)
スポンサーサイト
Comment
Post Comment
コメントの投稿