2006.12.06.wed.@京セラドーム大阪
実に11年ぶりの来日公演!
僕の中では教科書に出てくる歴史上の人物くらい「すごい人ランキング」上位のビリー・ジョエルが生で見られるなんて!
ステージに登場したビリーはいきなり、僕らの高鳴る鼓動をさらにスピードアップさせるかのように早弾きのプレリュードから「ANGRY YOUNG MAN」を披露!
「どんなノリなのかな?」様子を見ていたアリーナのオーディエンスはいきなり総立ちでスーパーエンタテナーに拍手と笑顔を送っていました。
そして続く「MY LIFE」!
あまりにも有名な、何度も聞いた事があるあのイントロで早くも感動の涙が。
かなり短髪で、体型も貫禄が出ていましたが声は変わらず!
それどころかさらに渋みが加わり過去の楽曲たちは新たな輝きを持っていたように感じました。
今回のセットリストは70ー80年代のベスト選曲ともいえるラインナップでほとんど知っている曲ばかり!改めてビリーが生み出した名曲の多さに驚かされました。
ライブの前半は細かくMCを入れて、僕らに話しかけてくれたり、観客の男性から「アイ・ラブ・ユー!ビリー!!」の声がかかった時はそちらの方を指差して「ありがとう!でも今の男だよね?」なんてジョークで返す場面もみられました。
さすが30年以上のキャリアを持つアーティストは余裕です。
ドームの広さを感じさせない観客とのやりとりに場内はまたなごやかな雰囲気に満たされました。
中盤も引き続きヒット曲の連発!
「ALLENTOWN」の汽笛の音がちゃんと入ったアレンジで嬉しかった。
「RIVER OF DREAMS」では「DON'T WORRY BE HAPPY」のフレーズを乗っけたりして遊び心満載のビリー。
後半はピアノをギターに持ち替えてロックン・ローラー・ビリーへ!
なぜかギターを持ってきたローディーがサンタの格好をしていて、そのまま帰るかと思いきやAC/DCの「HIGHTWAY TO HELL」を熱唱(笑)!
ビリーはギターをかき鳴らしながらステージ前に下りたりと大サービス。
スティーヴンタイラーも顔負けのマイク・スタンドを使ったパフォーマンスには会場から大きな拍手がまた起きてました。
今のロックバンドであれをする人はいないですね。キャリアがないとあのパフォーマンスは出来ません。
本編ラストはガラスの割れるSEが印象的な「YOU MAY BE RIGHT」。
セットリスト見れば分かるかと思いますが後半は走り抜けて行くような曲ばかりでした!
その中にバックバンドのソロパートを盛り込みながらの構成でバンドのメンバー1人一人に見せ場がさりげなく用意されてました☆
さて、アンコールは「Only The Good Die Young」。
もう熱狂とかそういう感じは会場には無くて、オーディエンスとビリーとバンドが一体になった空間を共有している感覚。
演奏が終わるとバンドは下がって、ビリーだけがステージに。
おどけるビリーはピアノに戻ると「さくらさくら」を演奏し始め、
続いて指先は「PIANO MAN」のイントロを奏でました。
もうね、涙が出るんですよ。仕方がない。
みんな笑顔でサビを大合唱!!
笑ってたなぁ~ビリー。
素晴らしいライブでした!
来日が発表された時は「新作もなくこの時期に来日ってどうなんだろ」なんて思っていましたが、30年以上第一線でやってる大御所に新作なんて必要ないんですよね。
また、素敵な笑顔を見せに日本へ戻ってきて欲しいです♪
01. Prelude/Angry Young Man
02. My Life
03. Everybody Loves You Now
04. Honesty
05. The Entertainer
06. Zanzibar
07. New York State of Mind
08. Don't Ask Me Why
09. Allentown
10. The Stranger
11. Just The Way You Are
12. Movin' Out (Anthony's Song)
13. An Innocent Man
14. Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway)
15. She's Always A Woman
16. I Go To Extremes
17. The River of Dreams
18. Highway To Hell
19. We Didn't Start The Fire
20. Big Shot
21. It's Still Rock and Roll To Me
22. You May Be Right
-encore-
23. Only The Good Die Young
24. Piano Man
Comment
Post Comment
コメントの投稿